1951-05-08 第10回国会 参議院 内閣委員会 第21号
○政府委員(奥村重正君) 私どものほうの仕事は大体取りまとめの期限がいろいろな意味から限定せられておる問題が非常に多いのでございます。そこでその問題の結論がなかなか出ません場合には夜業もやりまして、場合によつては徹夜もいたしまして結論を出すようにするということもいたしております。年間を通じましてそれが如何ようなことになりますか、私手許に数字を持ち合しておりません。若し御必要でありましたら適当な時期に
○政府委員(奥村重正君) 私どものほうの仕事は大体取りまとめの期限がいろいろな意味から限定せられておる問題が非常に多いのでございます。そこでその問題の結論がなかなか出ません場合には夜業もやりまして、場合によつては徹夜もいたしまして結論を出すようにするということもいたしております。年間を通じましてそれが如何ようなことになりますか、私手許に数字を持ち合しておりません。若し御必要でありましたら適当な時期に
○政府委員(奥村重正君) 現場のほうへお廻りいただきましていろいろ私どもの調査に対して誠に御同情のあるお言葉を頂きまして感謝に堪えません。現場における調査官の仕事のやり方は、中央で計画を立てましてこういうところを重点的に睨んでくれというような巨細な指導をいたしておる現状であります。ところが現場の調査官といたしましては、できるだけ手にかけまして、仕事は全部何から何まで当りたいという気持になるわけであります
○政府委員(奥村重正君) 私ども過去一年間仕事をやつて参りまして、大体特別調達庁の仕事は類型的なものが多うございまして、それらのものをおおむね束ねて当ることができたのであります。極く最近の情勢から申しますと、問題の焦点もわかつて参りましたし、調達庁も話合の結果、当方からお願いしておる点につきまして、いろいろ御協力願いまして非常に改善の実が挙つておるという実情でございます。極く最近の実情といたしましては
○奥村(重)政府委員 ただいまお答えいたしました中で、もう少しつけ足してお聞き取り願つた方がよいかと思う点がございます。それを先に申し上げさせていただきます。二十五年度の予算を対象にいたしまして、残つておりまする仕事が、パーセントで申しますと、ただいまどういう比率になるかということは、すでにお聞り取り願つたと思います。そのほかに私どものただいまの仕事のやり方といたしまして、調査をいたしまして、調査しつぱなしということではなしに
○奥村(重)政府委員 ただいまから田中さんにお答えをいたそうと思つておりますが、昨年の四月にいろいろ御意見を承りまして、私も当時のことはよく記憶いたしております。まあ本会議その他についてのいろいろのことにつきましては私は承知しておりませんが、委員会等におきまして、いろいろ……(「もつと大きく」「聞えない」と呼ぶ者あり)よく承知しているところであります。その後私たちといたしましては、一年間という期限を
○奥村(重)政府委員 経済調査庁法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 政府は昨年五月の経済調査庁法の改正によりまして、経済調査庁をして一年間を限り特別調達庁の業務の調査及び経理の監査を行わせることといたしましたので、経済調査庁におきましては、可及的に期限内に所期の調査を完了するよう鋭意努力いたしまするとともに、調査の結果につきましては、随時勧告その他所要の措置によりまして
○奥村(重)政府委員 たとえば砂糖のごときは御指摘の一例に相なるわけでありますが、これは現在私どもの方でこの措置を決定いたします以前から、昨年の六、七月ごろからであつたと存じますが、外人商社特にSPSを中心にいたしまして、しかも物資の対象を砂糖におおむね限定いたしまして調査を継続中でございます。従つて、と申しますと少し口はばつたくなるかもしれませんが、砂糖のやみの価格は最近非常に下つて参つております
○奥村(重)政府委員 暴利の基準をどこに置くか、あるいは不当高価の基準を奈辺に置くかという問題につきましては、ただいま御指摘のように、昨年綿糸のいわゆる暴利取締りをやりました際には、相当問題になりまして、実はいろいろ論議があつた次第でございます。その経験に徴しますと、実際問題としてなかなかむずかしいのでございます。少し極言いたしますと、むしろ不可能に近いというようなことであるかもわかりません。但し、
○奥村(重)政府委員 お答えいたします。二十三日に決定いたしまして、現に実施中の措置は生活必需物資の売惜しみ、買占め等に関する抑制措置、こういうことがねらいでございます。最近におきまする、ことに一月に相なりましてから重要物資の価格が相当高騰いたしまして、二月に入りましてからは基礎資材の値上りが目立つて参つたようであります。また現在値上りを見ておりませんでも、将来において値上りを見る可能性があると伝えられておるものもありますので
○説明員(奥村重正君) スフ、人絹等の取締の基準につきましては、先刻物価庁の第一部長からお話いたしまして、只今案を練りつつある段階である。私共のほうといたしましては、それが決まりました線に従いまして、仕事をすることになるわけでありますが、これ又先刻私からちよつと申上げましたように大体暴利でありますとか、不当高価でありますとか言うことが非常に基準の決め方がむずかしいのです。それを或る程度具体的に決めるということになりますると
○説明員(奥村重正君) 只今のお話は御尤もと思うのでありますが、現在のところ具体的にお示しのようなことで相談をし合つたことは実はないわけでございます。この暴利取締と申しまするか、経済事件の処理というようなものは非常にお話のようにむずかしいのであります。私共も事務的には暴利対策を先月二十四日の声明に至りますまでにその手心、方針、態度等につきまして関係の者が数次集まりましていろいろ話し合つた次第であります
○説明員(奥村重正君) 経済調査庁の奥村であります。暴利取締のほうの実施面の方に当つているわけでございます。只今物資調査部長から御説明申上げましたことで大体盡きているのでありますが、今回の暴利対策は先程来いろいろな方からお話が出ておりますが、要するに朝鮮動乱以降繊維を中心にいたしまして物価は今非常に騰貴している。それを何とかして朝鮮動乱以前に少くとも帰したいというような狙いでございます。そこでいわゆる
○政府委員(奥村重正君) 少し話が長くなりまして恐縮でございますが、少し詳しく御説明いたして置きます。今回の地方機構の整備は管区の段階では従来の地方物価局と地方経済安定局と管区経済調査庁と三つが一緒になりまして、管区経済局ということに改まるわけですが、只今お話の中にございました地方経済調査局と申しまするのは、従来地方経済調査庁というふうに呼び馴らわしておりました経済調査庁系列の府県段階のお役所でございます
○政府委員(奥村重正君) 只今定員の総数が三千七百十九名でございますが、二十五年度の予算におきまして約一五%の節減ということに相成つております。更に最近定員法の改正が研究されております。そのうちに国会に上程に相成るかと存じまするが、そうなりますると、恐らくほぼ一千名余の人間が減ることになる、こういう予定でございます。従いまして約二千七百名弱、こういう総陣容に相成ると考えております。そうなりました曉に
○政府委員(奥村重正君) 便宜私からお答えいたします。地方経済調査局は改称の後におきましても、現在と大体同様に経済調査庁の、系列の事務を運営する、こういうふうに予定いたしております。従いまして内部機構も概ね現状通りに進めて参りたい。かように考えておりますが、そのあらましを申上げますると、東京でありますとか、神奈川でありますとか、京都でありますとか、そういつた大きな都市にございまする役所、これは八つございますが
○奥村政府委員 行政監査をいたしまする場合に、ただいま申し上げましたように、通常の場合には重要なる経済法令の運営いかんということを中心にいたしまして、少し言葉が固くございますが、いわゆるその運営上にむだや非能率がないか。つまり経済性の追及ということを中心のねらいにいたしまして仕事をして参るわけであります。しかしながら特殊な場合、特殊な機関につきましては、それだけでは目的を達しない場合が生じて来るのであります
○奥村政府委員 お答えいたします。ただいま御説明申し上げましたように、今回の法律の改正によりまして、従来調査庁といたしましては、経済統制の励行、確保を仕事の重点といたして参りましたが、今後間口を広げまして、重要なる経済関係法令一般の励行、確保ということに任じて参りたい、かように考えておる次第であります。そこで重要なる経済法令の励行ということになりますと、言葉をかえて申しますと、要するに重要なる経済施策
○奥村政府委員 経済調査庁法の一部を改正する法律の提案理由につきまして説明いたします。 今般経済事情の推移に即応いたしまして、経済調査庁法の一部改正を要することと相なつたのでありますが、特に説明を要します点について申し上げます。 改正の第一点は、経済調査庁の任務の重点を改めたことであります。すなわち、従来は経済統制の円滑な励行を確保することを目的としておりましたが、今後は、経済統制の範囲にとどまらず
○政府委員(奥村重正君) 経済調査庁といたしましては、昨年の末行政監査の一部といたしまして、薪炭需給特別会計の監査を実施いたしたのであります。その一応の結論を五月に取纏めまして関係機関に送付いたしたのであります。薪炭会計の取扱に対しまして一つの参考資料を提供したいと思つておりますが、そのときの状況は只今会計検査院から御説明になりましたが、大同小異と思いますので省略さして頂きたいと思います。大体二十三年度
○奥村政府委員 それでは夏堀さんの最後に御質問のあつた点についてお答え申し上げます。統制一部撤廃の理由、その結果についてお尋ねがございましたが、これは大体昨年の夏ごろと思いますが、その時分から大消費都市への水産物の出まわりが非常に好転して参りました。そのほか一般の購買力が低下するというような事態に相なりまして、消費都市におきましては、小売商のいわゆる拒否の問題が相当大きく現われて参つたわけであります
○奥村政府委員 調査庁に関しましてのお尋ねにお答えをいたしたいと存じます。私の方といたしましても、調査を進めて参るに従いまして、現行のマル公では少し安過ぎるのではないかと感じたことが、過去においてもございますし、現在もあります。先般のマル公の引上げにつきましては、私どもの方も意見を申し上げたこともございます。また、ただいまお話がございました青物の一部につきましても、調査庁といたしましてはもう少し上げてもいいのではなかろうかという
○奥村政府委員 ただいま委員長から資金の面、資材の面、その他漁業方面の方々がいろいろ後苦心の際に、特別な取締りを予告することはいかがなものであるか、またそういう取締りの予告をしたことは、事実であるかどうかというお尋ねがございました。嚴重なる取締りと申しますると、少し私どもの考えていまするところとぴつたりいたさないのでありますが、ともかくこの九月の末に水産庁、国警、経済調査庁三者協同で、魚類の統制励行